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2020/10/01お知らせ

「WITHコロナの飲酒と健康と生活」 生活者実態調査レポート 夫婦での飲酒機会の増加で、夫婦関係/家族関係が良くなっている!!

健康食品をはじめ医薬品、医薬部外品などを製造・販売する井藤漢方製薬株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長:井藤竜生)では、飲酒実態や健康観を通して生活スタイルの変化を探るために、「WITHコロナにおける飲酒と健康に関する実態調査」を本年8月下旬に行いました。
【調査結果トピックス(抜粋)】
  • 夫婦関係が良くなる一方で、同僚とは疎遠に?!
「家飲み」の増加により、夫婦での飲酒機会の増加/家飲みに使える予算のアップがみられ、家飲みを積極的に楽しんでいる人が増えている。
「夫婦・家族の時間が楽しい」「お酒・料理・つまみに凝るようになった」・・・
 
  • オンライン飲み会、4人に1人は体験済み
オンライン飲み会の経験率は約26%。
最大のメリットは「遠方の友人・知人と飲める」。
デメリットは、「ダラダラ長時間飲み続け酒量が増える」「人に部屋を見られてしまう」
 
  • 飲酒シーンでも健康を意識
外飲みが減少し家飲みが増加している今、飲酒シーンでも健康意識が高まっており、「肝臓ケア」にはサプリメントを活用。
★週1回以上の飲酒者のうち40%は、肝臓の健康に良いサプリメントを摂っており、WITHコロナでは摂取率が若干高くなっている。期待する成分・素材は「しじみ」「牡蠣」「肝臓エキス」「ウコン」。
 
  • ストレス太りが4割も 
コロナによりストレスが増加した人の40%が「太った」。
コロナによるストレス増加、男性よりも女性に現れている。
 
  • 約7割の人の願い・・・旅行がしたい
コロナが収束したらしたいことは、圧倒的に「旅行」。



【調査結果サマリー】
コロナ以前とWITHコロナの現在での飲酒に関する変化/比較



1.飲酒頻度の変化

飲酒の頻度そのものは、コロナ前と今では大きな変動はないようですが、飲酒場面別にみると、いわゆる「外飲み」が大きく減少し、「家飲み」が増えているのがわかります。
 



2.家飲み相手の変化
コロナ禍により、人を招いての飲酒は減り、オンライン飲み会や夫婦で飲む人が増えているようです。


3.家飲みにおける様々な変化
夫婦で飲む人が増えていることからか、夫婦や家族との会話が増え、夫婦関係・家族の関係が良くなったという人も増えているようです。
主な声を要約すると・・・
◎夫婦・家族の時間が楽しい、幸せ
◎お酒・料理・つまみに凝るようになった
◎のんびりお酒を楽しんでいる

参考まで、マイナス面としては「ゴミが増えた」「飲む量が増えた」「太った」があげられています。

 


「自宅での飲酒機会の増加に伴う変化・エピソード」フリーアンサーから「生の声」
■夫婦関係
•夫婦で飲む機会が増えたので、色々なことを以前より話すようになり、結果前より仲が良くなったと感じている
•家で飲んでたら、普段何気ないことも気にかけるようになり夫婦仲がよくなりました!
•毎日夫婦で飲むようになり会話が増えた。
夫婦の会話が増え、夫婦仲が良くなった。
子供達が寝てから夫婦でゆっくりすることが増えた。

■家族関係
•在宅勤務をしていて常に家におり、父も同様在宅勤務で家におり夕飯に晩酌をしているのでたまに付き合うようになった。
•娘が家にいる時間が長くなって、金曜日、土曜日に飲むようになった。いろいろな話ができて楽しい時間になっている。
•子供たちがいる場で飲むことが増えて、酔ってテンションが高く楽しくなる自分を見て笑っている子供たちの反応が可愛く思える場面が増えた。

■お酒・料理・つまみ
•おつまみを用意する必要が増えたので、美味しいおつまみを研究するようになり、おつまみ作りが趣味になった。
•自宅飲みのお酒やおつまみに、細やかなプチ贅沢をしています。
•お店の営業時間が短くなったので、外食ではなく、テイクアウトを利用したり、いつもより豪華な食材を買って、家で飲むようになりました。
少し高級なビールや日本酒、ワインなどを飲むようになった。
健康志向になり、機能性のビールやノンアルコールを選ぶことが増えた。

■自分時間
家でのんびりお酒を飲むことを、楽しいと感じるようになった。
•自分好みのおつまみを作り、くつろいで飲めるのに幸せを感じる。
気ままに、ゆっくり飲めるので、意外といいかなと感じた。タバコが嫌いなので、家だと煙くない。


4.自宅で飲むことが増えた理由
コロナ感染が怖い、誰かにうつすかもしれないといった「コロナ感染」に対する恐れだけでなく、「家飲みの方が楽、くつろげる」「夫婦、家族で飲むのが楽しい」といった前向きな理由をあげている人も見受けられます。


5.人間関係の変化
前述の「家飲みの増加による夫婦関係の良好化」は、人間関係の変化について聞いた質問の回答にも現れています。会社の人間関係では“薄まった、悪くなった”と感じる割合が高くなっていますが、「家族の絆」「夫婦の絆」は深まったとする人が増えています。

■「家族との絆」「夫婦の関係」を男女別にみると、いずれも女性の方が男性よりも若干ですが多くの人が良くなったと感じているようです。



6.オンライン飲み会について
「家飲み」のひとつとして、家族以外の人とオンラインで飲み会をする「オンライン飲み会」(オン飲み)についても聞いてみました。
①オンライン飲み会の経験率・・・年齢が上がるほどオンライン飲み会に縁が薄くなる・・・
全体では26.4%が“オン飲み”を経験、若い人ほど経験率は高くなっています。


②オンライン飲み会のメリット
メリットは、「遠方の友人や知人と飲める」がトップで49%、次いで、「時間を気にせずに飲める」が46%で、
「化粧や衣装に気を使わなくてもよい」は21%でした。

③オンライン飲み会のデメリット
デメリットで集中した項目はなく「ダラダラと長い時間飲み続けて酒量が増える」「断りにくい」「盛り上がらない」などに意見が分散されています。
「時間を気にしなくていい」(メリット)は、「ダラダラ飲んでしまう」(デメリット)と二律背反、悩ましいところですね。



7.オンライン飲み会について「生の声」
「遠くのなかなか会えない人と一緒に飲める」「終電・時間を気にしないで良い」といったポジティブな意見がある一方で、「準備が面倒」「家中を見られてしまう」「同じ食事、飲み物を共有できず意見交換できない」というネガティブ意見も。

 

■ポジティブな声
•遠くてなかなか会えない人と顔を見て飲んだりできるのはいいと思う。また、それぞれが好きなつまみを用意して飲食できるのも良いと思う。
•服装などは気にしなくてよいので楽そう。
•終電や帰りのことは気にしなくていいなと思う。
•お酒による失敗がない。
•手軽に友人・知人と楽しめる。

■ネガティブな声
•家族がいると気まずい。家族よりオンラインになってしまうので。
•同じ料理や飲み物をその場で味覚の意見交換ができず、何となくズレた感覚を感じる。
•家の中を見られることで人柄を判断される。
•時間や予定を調整して、参加者に連絡して、、、など準備がめんどくさい。
子供が小さいのでしたいと思わない。


8.オンライン飲み会 今後の参加意向
全体の参加意向者率は約25%ですが、経験者の参加意向が約66%であるのに比べ、未経験者では10%と低く、「食べず嫌い」ならぬ「やらず嫌い?」が多いようです。



9.家飲み、オンライン飲み会でお供にしたい「肴、つまみ」とは

簡潔に整理すると、「家のみ」は簡単に作れる『料理』が中心で、「オンライン飲み」では料理せずに、そのまま食べられる『加工食品』が中心でした。



10.外飲みの変化
自宅以外での飲酒機会は、「増えた」2.8%、「変わらない」25.7%、「減った」71.5%ですが・・・・・

■シーン別にみると
公私に関わらず「大人数になりえる“飲み会”が減っているとする人が80%前後となっています。
比較的「減った」が少ないのが「合コン」「一人で」「恋人とのデート」でした。

■シーン別の状況にリンクするかのように、「カラオケ店」「ビアホール」「居酒屋」といった大勢で行くことが多い場所の「減った」が多くなりました。
母数は小さいのですが、「接待を伴う飲食店」とされた「クラブ・キャバクラ」は「減った」とする人が、他に比べ若干少ないことがわかりました。



11.飲酒による「身体や健康面」を考えた飲酒対策の変化
増えたこと上位3つの項目からは、外飲みの減少、家飲みの増加により健康意識が高まっていることが分かります。飲む時にもカロリーを摂り過ぎない、栄養バランスを考えるなど「飲食の仕方」を工夫している様子が窺えます。また「肝臓の健康に役立つサプリメントの活用」も「増えた」が「減った」より僅か1ポイントではありますが増えています。



12.健康に関する変化
自身の健康状態、生活時間・リズム、免疫力に関しても、30%以上の人たちが、以前よりも気をつけるようになったと回答しています。

①体重/体型
体重、体型に関しては「コロナ太り」と話題になっているように、実感として“太った”とする人が30%を超えました。
特に、女性においては50代を除くと40%近くが感じているようです。ただし、20代女性を中心に一部では「痩せた、細くなった」という人も。

 

 

“ストレスが増えた”が53%と過半数を超えている状況において、ストレスと体重の関係をみると、ストレスが増えた方での体重増(太った)が若干多いようです。

ストレスが増えた人の40%が“太った” としています。


②ストレスコロナ前よりも「ストレスが増えた」とする人は全体で41.2%であるが、男女別では「女性」は46.4%、「男性」は36%と10ポイント以上、女性の方がストレスが増えたとする人が多いようです。
女性の年代別では、20代、30代、40代のストレス増が多いという結果となりました。既婚の男女別でも、既婚女性の方が10ポイント多くなっています。

 

 
 
 
WITHコロナにおける「意識、行動」の変化



13.WITHコロナで不安なコト
自身の健康だけでなく、家族の健康を何よりも想う姿が浮かび上がっています。

 


14.飲酒による「身体や健康面」で気になるコト、心配なコトの変化
運動不足と美味しい手料理の増加からか「食べ過ぎ、カロリー、塩分、糖分の摂り過ぎ」という肥満やメタボに直結しやすいことに心配している様子がうかがえます。「コロナ太り」というコトバが生まれるのもわかりますね。



15.仕事の変化
増えているのは、「オンライン会議」「ウェビナー」など“会わない仕事”で、「出張、パーティ・イベント」など
“会う仕事”は減っているようです。
「仕事の量」そのものも減っている/勤務時間が減っているとする人が25%存在しています。
また、今回の調査では、「テレワーク」実施者は約35%でした。



16.プライベートな活動・行動の変化
コロナ前から増えているのは、ステイホームでの行動、巣ごもり消費といわれる「自宅での料理」「料理のテイクアウト」「TVゲーム」「ネット・通販ショッピング」など。
今回の調査でも、既に明らかになっている「旅行」「外食」「アウトドア活動」などが大きく減少していることが確認されました。



17.「コロナが収束したらしたいコト」フリーアンサーより抜粋
フリーアンサーを大きくまとめてみると、7割近い多くの方が「旅行がしたい」と願っていることがわかりました。

■具体的な「生の声」
•レストランやカラオケ店、リゾート地などに旅行へ行ってハメを外したい。(20代男性・既婚)
•毎年行っていたイベントが健在ならば、参加して友人達と直接会いたい。(20代男性・未婚)
•国内でも海外でもいいから遠出の旅行をしたい。(30代男性・未婚)
•居酒屋で職場の同僚や友達・知人と飲みたい。温泉旅行に行きたい。(30代男性・既婚)
•海外旅行に年に2回は行っていたので、ハワイのワイキキビーチで、海を眺めながらブルーハワイ色のパインが刺さったトロピカルカクテルをストローで飲みたいです。 それで夕日が沈むまでビーチで波の満ち引きの音を聞きながら座っていたいですね。(40代男性・未婚)
•子供を電車に乗せたい。特に新幹線。温泉旅行や冬の旅行に子供をつれていってあげたい。外食店で子供に社会勉強をさせたい。子供が公園の遊具で遊べるようになりたい。特にブランコ。家族で揃って水族館に行きたい。(40代男性・既婚)
•お見舞い、旅行、リアル飲み会。(50代男性・既婚)
•接待のある飲食店で思いっきりはじけたい。(60代男性・既婚)
•人と会うことや出掛ける事が減ったので、友達と海外旅行をして、沢山買い物などを楽しみたいです。(20代女性・未婚)
•海外旅行や大自然でマスクをしないで、思いっきり遊びたい。(20代女性・既婚)
•国際遠距離中の彼氏に会いに行く。(30代女性・未婚)
•外食したり、カフェに行ったり、買い物を楽しんだり自由にしたい。旅行もたくさん行きたい。(30代女性・既婚)
•田舎に帰省して親の様子を見に行きがてら旅行に行きたい。(40代女性・未婚)
•マスクをしないで自由に外出したい。(50代女性・未婚)
•レストランで気兼ねなく食べたい。旅行に行きたい。ライブに行きたい。友達と会いたい。他県に住む義母のところに行きたい。(50代女性・既婚)
•毎年恒例行事だった娘との海外旅行の再開。(60代女性・既婚)
•旅行へ行きたい、外食したい、友達と頻繁に会いたい、ゆっくり買い物がしたい、スーパー温泉へ行きたい、マスクをしないで自由に歩きたい。(60代女性・既婚)
•孫と会って美味しいものを食べたり好きなものを買ってあげたりしたい。(60代女性・既婚)

 

 

【 参考情報 コロナ以前の飲酒実態 】


1.飲酒の頻度 (2019年において、どのくらいの頻度で飲酒していたか)
ふだん飲酒をする人は約61%。男性で約68%、女性で約54%です。
女性30代を除くと、年代が高くなるほど飲酒率は高くなる傾向にあるようです。


2.1回当たりの飲酒量 (2019年において、週1回以上の飲酒者の場合)
1回当たりの飲酒量は、ビール中ジョッキ(500ml)換算で、1杯か2杯程度。酒量が最も多いのが40代男性。
若い人は酒を飲まなくなったといわれていますが今回の調査では20代も他の年代と同等以上に飲酒していることが分かりました。

≪主な種類の換算目安≫
*ビール中ジョッキ500mlを基準に
・日本酒1合 ⇒ 1杯分
・ウイスキー・ブランデー(w)1杯60ml ⇒ 1杯分
・焼酎25度1合180ml ⇒ 1.5杯分
・ビール/発泡酒1缶350ml ⇒ 0.7杯分
・ワイン1杯120ml ⇒ 0.5杯分
・チューハイ1缶350ml ⇒ 1杯分


3.ふだん飲む酒、好きな酒
最も多くの方が飲んでいるのがビールであり、好きな酒としても最も多くの人がビールをあげています。
ビール(発泡酒、第3のビール含む)以外では、焼酎/チューハイ、ワインが上位となっています。

 

 

 

【 調査概要/調査内容の利用・転載について 】

【調査概要】
■調査目的 WITHコロナにおける生活者の飲酒、健康、生活変化の実態を把握し今後のマーケティング活動の基礎資料とする
■調査対象 20-60代男女で週1回以上 飲酒をする方 1000名/性・年代 均等割り
■調査方法 ウェブ定量調査
■調査時期 2020年8月27日~8月31日

【実際の調査での質問項目】
1.飲酒頻度
2.一回当たりの飲酒量
3.ふだん飲む酒の種類、好きな酒
4.WITHコロナの現在の飲酒機会の増減
5.自宅以外での飲酒機会別の増減
6.自宅以外での飲酒における飲酒量の増減
7.飲みに行く場所
8.自宅で飲む相手別の増減
9.自宅での飲酒における増えたコト、減ったコト
10.自宅での飲酒が増えた理由
11.自宅で飲むことが増えたことによるエピソード(FA)
12.実施している飲酒対策別の増減
13.飲酒における「身体や健康面」で気になるコト
14.自身を「呑兵衛」だと思うか
15.飲み過ぎによる失敗、後悔したコト
16.オンライン飲み会経験、いつからか
17.今年のオンライン飲み会実施・参加回数
18.オンライン飲み会のメリット、デメリット
19.家飲み、オンライン飲み会でお供にしたい「肴・つまみ」
20.オンライン飲み会の印象、イメージ(FA)
21.オンライン飲み会今後の参加意向
22.コロナ収束後もオンライン飲み会に参加したいか
23.コロナ前と現在での「人間関係」
24.ストレスの増減
25.コロナ前と現在での「健康」に関する変化
26.コロナ前と現在での「仕事」の変化
27.お酒のカラダへの残りやすさの増減
28.体重、体型の変化
29.WITHコロナでの心配なコト
30.働き方の変化
31.仕事に関するコトの増減
32.様々な外出活動の増減
33.「プライベート」な活動・行動の増減
34.コロナ収束後にしたいコト(FA)
35.健康に良いとされる食品、素材・成分への認知内容

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