特徴・用途・活用例
- 飲みやすさ
- 皮膜カプセルで覆われているため、原料の臭いや味を抑えることができます。
- 優れた安定性
- 酸素透過性が低く、酸化しやすい原料を安定化させられます。
- 外観の美しさ
- 透明性があり、滑らかで光沢のある美しい粒に仕上がります。
種類
- 動物性ゼラチンカプセル
- 牛や豚などの皮を原料としたゼラチンを皮膜原料としたソフトカプセルです。2枚のゼラチンシートを型抜き・圧着して成形します。
- 植物性カプセル
- 狂牛病問題以降、非常に需要が高まっています。デンプンなどの植物性の皮膜でできているカプセルです。
- シームレスカプセル
- 非常に薄い皮膜によって継ぎ目のないカプセルを成形します。極小の粒をつくることが可能で、健康食品以外の分野でも利用されています。
- 腸溶性カプセル
- 胃酸で溶けずに腸まで主要成分を運ぶことを目的としたカプセルです。
その他、ご要望に応じて、様々なコーティングや形状への対応やご提案をいたします。
形状重量・生産数目安
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種類 | 1粒重量目安※1 | 日産※2 |
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オーバル型 | 250mg | 218400粒 |
300mg | 198744粒 | |
450mg | 175812粒 |
※1 内容物の比重により変わります。
※2 種類により製造可能な最小数とは異なります。
製造チャート
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- 原料入庫
- 入庫した原料に誤りは無いか、品番や試験書をしっかり確認します。
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- 秤量
- 量り間違いはないか2名体制で確認を行います。
原料によって計量する秤を変えます
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- 攪拌
- 原料が均一になるように、ミキサーでかき混ぜます。
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- 乳化
- 分離が起きないように、乳化させます。
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- 微粒摩砕
- 沈殿が起きないよう、粒子を細かくします。
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- 脱泡
- 気泡が残らないよう、空気を抜き取ります。
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- カプセル充填
- カプセル充填(ゼラチンの皮膜に内容物を充填します。オーバル型(ラグビーボールの形)が主になります。充填直後はやわらかく破れやすいです)
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- タンブラー乾燥
- 充填されたカプセルがそのまま運ばれてきます。水分を多く含んでいますのでタンブラー乾燥機で乾燥させます。
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- 棚乾燥
- トレーにカプセルを並べ、数日かけて乾燥させます。トレーの下には、液漏れの確認シートを敷いており圧着不良などの確認も行います。
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- 選別
- 大小選別機でカプセルの大きさを選別します。規格より大径カプセル、小径カプセルを省きます。
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- 研磨
- カプセル成形の最終工程です。カプセルを研磨することにより、光沢のある仕上がりになります。
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- 検品
- 人による目視検査か全自動選別機にて行います。異形・異物などを省きます。
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- 製品試験
- 性状や成分含量、菌検査など品質に問題ないか確認します。
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- 中間製品完成